OSXのユーザーについて

■rootアカウントを有効にする
 OSXはインストール直後はrootアカウントが無効になっているため
rootを有効にしたい場合は下記の設定が必要。

1)application→Uthiltiesフォルダにある「NetinfoManager」を起動。
2)鍵ボタンをクリックして、最初に登録したユーザーのユーザー名とパスワードを入力して管理者権限を取得。
3)メニューから[ドメイン]→[セキュリティ]→[ルートユーザーを有効]を選択。「警告」ダイアログボックスが表示されるので[OK]ボタンをクリックする。
4)「ルートパスワードを設定」ダイアログボックスが表示されるので、rootのパスワードを入力して[Set]ボタンをクリック。直後に表示されるパスワード確認の画面と同じ文字列を入力すればrootパスワードが登録され、suコマンドでrootになることもできるようになる。

■sudo コマンドで仮のrootになる。
 sudoコマンドは厳密にはrootになるコマンドではなく、rootと同等の権利を得てコマンドを実行するのが基本コンセプト。

1)sudoを-sオプションなしでコマンドしたときは5分間は続けて管理者権限で操作できるが、それ以降、管理者権限で操作する際にはパスワードを再度聞かれる。-sオプションをつければ、exitコマンドで操作を終了するまで、管理者権限が維持される。

2)sudoコマンドは管理者権限を持っているユーザーのみが使うことができる。OSインストールの際に登録されたユーザー以外に、後から追加したユーザーでもシステム環境のアカウントのセキュリティーを選択すると出てくる「ユーザーがこのコンピューターを管理できるようにする」(OS X10.4)にチェックをすれば、sudoコマンドを実行できる。